60代女性がロマンス詐欺で1億円超の被害、SNSで外国籍男性を名乗る人物に暗号資産への投資勧められ
宮崎県警は24日、SNSを介して相手に好意を抱かせ、金を詐取するロマンス詐欺で、県内の60歳代女性が約1億1280万円をだまし取られたと発表した。
発表によると、女性は4月中旬頃、シンガポール国籍の男性を名乗る人物とSNSで知り合い、暗号資産による投資を勧められた。5~8月に複数回にわたり計約1億1080万円分の暗号資産を送金。8月下旬頃には、利益を含む暗号資産を引き出そうとしてカスタマーセンター職員を名乗る人物から「(手数料として)残高の3%分を振り込む必要がある」とメッセージが届き、約200万円分の暗号資産を送金し、いずれもだまし取られた。