ドジャース対ダイヤモンドバックス　7回裏ドジャース無死一塁、右越え2点本塁打を放つ大谷（撮影・横山健太）

＜ドジャース6－5ダイヤモンドバックス＞◇2日（日本時間3日）◇ドジャースタジアム 【動画】大谷翔平27号、打った瞬間スタンド入り確信　文句なしの特大弾 　ドジャース大谷翔平投手（29）が、2試合ぶりの27号2ランを放った。1点をリードされた7回無死一塁で右腕マルティネスと対戦。1ボールから内角高めのスライダーを捉えると、打球は高々と舞い上がる逆転の27号2ランとなった。これでメジャー通算501打点目となり、同500打点を達成した。打球速度は112マイル（約180キロ）、飛距離は433フィート（約132メートル）、打球角度は37度だった。 　【大谷の一問一答は以下の通り】 　－7回の逆転2ランは 　ビハインド（2－3）だったので。ランナー一塁にいましたし、なんとか後ろの2人（スミス、フリーマン）にしっかりつなげればいいかなとは思ってたんですけど、たまたま甘い球が来たので。ああいう形でホームランにできてよかったなと思います。 　－良いホームランだったか 　そうですね。シチュエーションもシチュエーションでしたし、大きく試合が動くところではあったので、いい感覚だったなと思います。 　－チームは逆転サヨナラ勝ちを収めたが要因は 　どうなんすかね。チームの状態自体、雰囲気自体はすごくいいと思いますし。今日もなかなか（流れが）行ったり来たり難しいゲームだったと思いますけど。最後もああやって自力で逆転はできているので。そこら辺はやっぱりチーム力がすごい高いなって、チームの集中力が高いなとは感じます。 　－サヨナラ打を放ったテオスカー・ヘルナンデスの活躍はどう思うか 　前半戦も、もちろん今日の打席もそうですけど。素晴らしい打席があったと思うので、勝負強いですし。今日みたいな打席をやっぱり、前半戦みんなが作ってるのを、しっかりと決めている印象かなと思ってますし、素晴らしい打撃だと思います。 　－球宴のホームランダービーはどうするか 　話（出場のオファー）が来て、いろいろ話してた途中だったんですけど。リハビリもあるので、なかなか（リハビリの）ボリュームも多いですし。今回はおそらく出ない方向で進むんじゃないかなとは思います。 　－第2打席で自打球が当たってかなり痛がっていた。あの後の打席で変わったことはあったか 　打撃が変わったということはないですね。ボール自体はカットボール、イン（コース）のちょっと甘めでしたけど。多少遅れ気味にスイングした時にああいう形になるのかな。 　－3冠王を狙える位置にいる 　もちろんそこはいい成績を残せればいいかなと思ってますけど。実際に自分がどのぐらいの数字なのかっていうのはちょっとまだ把握はしてないので。あんまり自分の中でパッと思い浮かぶ感じではないです。 　－今日はジャパニーズ・ヘリテージナイト。日本人として、改めて思いは 　普段から多くの日本人を含めて、アジア（圏）の人たちも含めて、ファンの人に（球場に）来てもらってるなとは感じてるので。今日はそういう特別な日ですし、なおさら（アジア圏のファンが）多いなっていう印象は受けるので。そういう日にまず打てたこともそうですし、何より勝てたことがよかったなと思います。 　－本塁打は打球を見入ってるように見えたが感触は完璧だった 　入るなとは思いました。結構高く上がったので。 　－一昨日の試合ではヒットが出なかった。状態が良い時の無安打と、良くない時の無安打では翌日の過ごし方は変わるか 　違いはないですかね。もちろん長いこと、シーズンは（試合が）いっぱいあるので、打てない日もありますし。ただ、その何が良くなかったのかっていうのだけをしっかり整理して、次の日に工夫してまた打席に立てれば。それで結果によって、プロセスによって、やっぱりここが良かったな、あれが悪かったんだなっていうのを繰り返し162試合、1シーズンやる感じかなと思います。