札幌市職員 職務中に株取引で懲戒処分
札幌市は職務中に株の売買を行ったなどとして、市の男性職員を減給3カ月の懲戒処分にしたと発表しました。 札幌市によりますと、懲戒処分を受けたのは監査事務局に所属する40代の係長の男性職員です。調査によると2020年3月から去年12月にかけ、私用のスマートフォンを使い少なくとも100回以上、株の売買を行なっていたほか、取引情報を閲覧していたということです。 去年5月に、職務中に頻繁にスマホを操作する様子を同僚職員が不審に思い上司に報告しましたが、当時の上司は事態を放置し、詳しく調べていませんでした。その後、上司の対応などに職場から批判が高まり、発覚しました。 市は、男性職員を減給の懲戒処分に、当時の上司を訓告処分にしました。市の監査事務局は「職員への指導を徹底してまいります」とコメントしています。