【西武】3年目左腕の羽田慎之介投手がプロ初登板で155キロ「エスコンはいいグラウンドです」
◆パ・リーグ 日本ハム4―1西武(14日・エスコン) 衝撃のデビューだ。2点ビハインドの8回。3年目左腕の羽田慎之介がマウンドに上がった。プロ初登板に「普通に緊張しました」というが、松本剛に対しての初球はいきなり153キロ。ファウルにされたものの、3球目は155キロを記録。二盗、一ゴロで1死三塁としたが、マルティネスへの初球155キロを古賀が痛恨の捕逸。1点を失ったが、後続を断った。18球のうち14球が150キロ超の直球。「自分の力を思い切り出そうと思って投げていたんですけど、点を取られたので悔しいです」と振り返った。 191センチ、84キロの長身から威力のある速球を投げ込む姿に“和製ランディ・ジョンソン”と呼ばれる左腕。今季は2軍で5試合に登板して4勝無敗、防御率0・33と圧倒的な成績を残して11日に1軍へ昇格した。本来は先発だが、当面は中継ぎで経験を積むことになりそう。松井監督も「非常に楽しみ」と期待をかけた。初登板となったフィールドに「エスコンはいいグラウンドです」と感想を一言。天然さもウリの“羽田ワールド”がこれからも広がっていく。
報知新聞社