大谷翔平の50号展示で「観光名所だ」 警備4人の厳戒態勢…異国にも貢献する“経済効果”
大谷翔平、50号記念球が台湾で公開…米メディアも驚きの影響力
ドジャース・大谷翔平投手の「50号記念球」が13日、台湾・台北市の最高層ビル「台北101」で展示された。このオフにオークションに出品されていたが、10月22日(日本時間23日)に台湾のIT関連企業が360万ドル(約5億4700万円=落札時のレート)で落札していた。オークション会社「Goldin」によると、手数料込みで439万2000ドル(約6億6727万円=同)となり、記念球の歴代最高額を更新したという。 【実際の動画】展示された大谷翔平の50号球…厳戒態勢に驚愕「秘宝レベル」 元MLB公式の記者で、米メディア「Aol」のジャック・ベアー記者が13日(日本時間14日)に「ショウヘイ・オオタニの“50-50球”は台湾の観光名所になった」のタイトルで記事を掲載。「ショウヘイ・オオタニが台湾までボールを飛ばせる可能性は排除するわけではないが、この男のスター性は間違いなくとても輝いている」と台湾での影響力を指摘した。 「50本塁打&50盗塁(50-50)」を達成した記念球はIT関連企業「UCキャピタル」が落札。高層ビルの「台北101」の展望台で一般公開され、来年の3月2日まで全ての人が訪問可能であると説明している。 ベアー記者は「MLB史上最高のシーズンに生まれたこのオオタニボールは、最も価値のある記念品の1つである。台湾企業がオークションを制したので、熱狂的なオオタニファンが今すぐにでも台北に行くことができるか画策している姿を想像つく」と述べている。 別の米メディア「ドジャース・ネーション」公式X(旧ツイッター)に「(多くの)ファンは一目見ようと既に(ボールに)飛びついている」と投稿。「スポルティング・ニュース」も「台湾の展覧会でショウヘイ・オオタニの50-50ホームランボールがお披露目になったが、(噂通り)本当に4人も警備員がいた」と厳戒態勢ぶりに驚いていた。 大谷は9月19日(同20日)の敵地・マーリンズ戦で自身初の3打席連発を含む6打数6安打10打点2盗塁。驚愕の成績で史上初となる「50本塁打&50盗塁(50-50)」を達成した。
Full-Count編集部