MONO「御菓子司 亀屋権太楼」幕開け、土田英生「想いは届いたのでは」
MONO第51回公演「御菓子司 亀屋権太楼」が昨日2月22日に大阪・扇町ミュージアムキューブ CUBE01にて開幕した。 【画像】MONO第51回公演「御菓子司 亀屋権太楼」より。(撮影:井上嘉和)(他7件) 開幕に際し土田英生は、「『限定した場所で展開されるストレートプレイ』を30年ほど続けてきたんですが、今回、その制約を取っ払い新たな試みに挑みました。それだけにお客さんの反応も心配だったのですが、実際に上演してみて……想いは届いたのではないかと安堵しています」とコメントした。 本作の舞台は、元禄十六年創業の和菓子屋「御菓子司 亀屋権太楼」。店主・田代権蔵の次男で和菓子職人の祐吉は店を継ぐことになるが、店の“経歴詐称”疑惑が浮上したため、事実を明らかにして謝罪すべきではないかと考えている。一方、他企業で働いている長男の吉文は、そんな必要はないと反対する。やがて時が経ち、老舗和菓子屋の一角にも和風カフェが作られるようになり……。出演者には土田のほか、尾方宣久、奥村泰彦、金替康博、高橋明日香、立川茜、水沼健、渡辺啓太が名を連ねた。 上演時間は約2時間、大阪公演は2月26日まで。本公演はその後、3月1日から10日まで東京のザ・スズナリ、16・17日に福岡県 J:COM北九州芸術劇場 小劇場、23・24日に長野・サントミューゼ 上田市交流文化芸術センター 大スタジオでも行われる。 ■ MONO第51回公演「御菓子司 亀屋権太楼」 2024年2月22日(木)~26日(月) 大阪府 扇町ミュージアムキューブ CUBE01 2024年3月1日(金)~10日(日) 東京都 ザ・スズナリ 2024年3月16日(土)・17日(日) 福岡県 J:COM北九州芸術劇場 小劇場 2024年3月23日(土)・24日(日) 長野県 サントミューゼ 上田市交流文化芸術センター 大スタジオ 作・演出:土田英生 出演:尾方宣久、奥村泰彦、金替康博、高橋明日香、立川茜、土田英生、水沼健 、渡辺啓太