ハリー・ポッターファン必見! ワーナー ブラザース スタジオツアー東京の1周年イベントで豪華アフタヌーンティーや絶品フードを堪能してきた!
朝から夜まで、本場イギリス仕込みのディッシュが大充実!
が、実のところ、このスタジオツアー東京の料理のお楽しみはアフタヌーンティーだけではなかったりする。朝のブレックファーストから夜のディナーまで、本場イギリス仕込みのディッシュが大充実しているのだ。 たとえば朝食は、ボリュームたっぷりのイングリッシュブレックファーストこと<9と3/4番線 オールデイブレックファスト>を味わえる。ふたつの目玉焼き、ソーセージ、ベーコンの定番に加えて、イギリスならではのフライドトマトにフライドマッシュルーム、ハッシュドポテト、さらにベイクドビーンズまで! パンには<9 3/4>の文字が刻印されている。 ランチで食べたいのはイギリスではお馴染みのフィッシュ&チップス。白身魚のフライとフライドポテトのコンビネーションだ。嬉しいことにモルトビネガーも用意されているので、ぜひともこれをかけて食べてほしい。胃もたれしませんから。 早めのディナーを楽しむなら、4つの寮の名前が記されたイギリスらしい料理がいいだろう。イギリス発祥の料理、ローストビーフを味わえるのは<グリフィンドール プレート>。グレイビーソースにホースラディッシュ(西洋わさび)も添えられているのが素晴らしい。 <スリザリン プレート>は、ソーセージとマッシュポテトがワンプレートに収まったイギリスの伝統的料理のひとつバンガーズ・アンド・マッシュ。ソーセージがスリザリンのシンボル、ヘビのフォルムをしているところに注目したい。
カンバーバッチやケネス・ブラナーも大好きなチキンのサンデーロースト!
<ハッフルパフ プレート>はイギリスのサンデーローストでお馴染みのローストチキン。サンデーローストは、イギリス人にとっては日曜日に必ず食べる料理で、かの英国男子ベネディクト・カンバーバッチも「母の作ってくれるチキンのサンデーローストが大好きだった」と言い、シリーズ第2話『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(02)で闇の魔術に対する防御術の教授、ギルデロイ・ロックハートを演じたケネス・ブラナーも「サンデーローストはイギリス人にとっては儀式みたいなもの」と言うほど。イギリス気分を味わうならサンデーローストと言ってもいいくらいだ。 ブラナーは「ヨークシャープディングも欠かせない」と言っていたが、ここではその代わりにチーズボールでできたマンドレイクの鉢植えをプラス。寮長である薬草学のスプラウト先生をイメージしているという。 そして、4つめは<レイブンクロー プレート>のフィッシュパイ。ホワイトソースをからめたシーフードにマッシュポテトをかけてローストしたもの。レイブンクローといえばクイズなので、このプレートにもクイズが描かれているのでお見逃しなく! この他にも、とってもイギリス的なミートソースとマッシュポテトのコンビネーション、シェパーズパイや、<忍びの地図ビーフシチューポットパイ>と名付けられたアツアツのポットパイも用意されている。 またこの春からは、ロンがチキンのドラムスティックにかぶりついたシーンからインスパイアされた新メニュー<グレートホールフィースト>や、濃厚な抹茶クリームをサンドしたスコーン、アンブリッジ教授をイメージしたプレミアムパフェも登場している。 コスプレでハリー・ポッター気分に浸るもいい。グッズを買ってハリー・ポッターを持ち帰るのもアリだ。が、もうひとつ、忘れてはいけないのがやっぱりディッシュ。味覚でもハリー・ポッターを体験できるのが、このスタジオツアーの醍醐味になっていると言ってもいいだろう。しかもそれが、ちゃんと本格的なディッシュなのが素晴らしすぎ。 ハリー・ポッターファンはもちろん、イギリスファンの期待にも応えまくってくれる料理の数々にぜひとも舌鼓を! 取材・文・撮影(一部):渡辺麻紀 Warner Bros. Studio Tour Tokyo – The Making of Harry Potter.