「若の里杯相撲大会」今年も弘前市(青森県)で 12月7、8日 昨年盛況で1日延長
大相撲・西岩親方の現役時代のしこ名を冠した「若の里杯相撲大会」は12月7、8日、親方の地元・青森県弘前市の県武道館で今年も開かれる。昨年の盛況を受け期間を1日延ばした。古里の相撲普及・振興を願う大会長の西岩親方は「去年以上の熱戦を期待したい」と多くの参加を呼びかけている。 西岩親方が故郷への恩返しと、少子化やスポーツ競技の多様化によって相撲を志す子どもらが激減した「相撲王国」青森の復活を期して昨年、大会をスタートさせた。 初日は経験者部門で小、中学生の団体・個人と高校生以上のマスターズ個人。2日目の未経験者部門はいずれも個人戦で園児、小、中学生、一般(高校生以上)に分けて実施する。男女を問わず参加が可能。昨年は参加者250人と予想を上回ったため、大会進行に余裕がなくなり、日程を2日間に分けた。 西岩親方は「普段相撲をやってこなかった未経験の子どもたちに土俵へ上がってもらい、相撲の楽しさ、醍醐味(だいごみ)を感じてほしい」と語った。 参加は無料。西岩部屋公式ホームページでダウンロードした申請書に記入の上、実行委事務局・高橋道尊氏(電話090-6685-6371)に郵送した上で、メール(gsrokashira@gmail.com)でも申し込む。送付先は申請書に表示される。締め切りは11月25日。