予想外の好決算 ! 年初来高値で注目の"ものづくり"企業
夏枯れ相場到来、個別では高値更新銘柄も
DJ機器や音響機器などが主力の好決算銘柄をご紹介します（イメージ写真：genkur／PIXTA ）
“夏枯れ相場”の言葉どおり、売買代金3兆円割れが続いています。週末に控えたジャクソン会議でのパウエル議長の講演をにらんで、手控えムードでしょうか。 市場では、思った以上に堅調なアメリカ経済を受けて、金利の引き下げが先延ばしになるのではないかという思惑を債券市場が織り込み、長期債の利回りが上昇。金利上昇を嫌がるナスダック指数が低迷し、ここのところナスダック指数と連動性が高い日経平均株価も軟調となっています。 ただし、個別株をみると、好決算だった銘柄は比較的堅調で、高値更新銘柄もそこそこあります。決算発表から2週間ほど経過すると、決算の良し悪しに連動しないちぐはぐな動きが解消され、正当な評価で株価が形成されていきます。
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藤川 里絵
