写真：松島輝空（木下グループ）/撮影：ラリーズ編集部

＜ITTF世界卓球選手権釜山大会2024　日程：2月16日～2月25日　場所：釜山（韓国）＞ 18日、世界卓球選手権釜山大会の3日目が行われ、男子予選リーグで日本代表とチャイニーズタイペイ代表が対戦した。 日本がマッチカウント3-1でチャイニーズタイペイに勝利し、予選リーグ3勝目をあげた。 試合後、男子日本代表の張本智和（智和企画）、篠塚大登（愛知工業大）、松島輝空（木下グループ）が報道陣の質問に答えた。

男子日本代表 試合後コメント

＜どんどん声が出るようになって気持ちも上がってきているか＞ 篠塚：そうですね、ベンチからも声を出してもらって自分もいっぱい声出せたのでよかったです。 ＜観客席から篠塚選手を応援する声がたくさん聞こえたが＞ 篠塚：いや、本当に嬉しいですね。その応援に応えられるように頑張りたいです。 ＜張本選手が林（昀儒）選手との最終ゲームでゾーンに入っているように思えたが＞ 張本：そうですね、もう泣いても笑っても最後の1ゲームで、ここは絶対取り切るんだと、1球目、2球目から全開でいくんだって気持ちでいったので、その結果あんなに大量リードになるとは思わなかったんですけど、それぐらいの気持ちで臨みました。 ＜改めて予選1位通過へ向けて意気込みをお願いします＞ 張本：今日の試合はここで終わりでしばらく喜んだと思いますが、明日負ければ意味がないですしトーナメントに負ければもっと意味がないので、まだ予選の1試合ですし、明日以降さらに気を引き締める必要があると思います。 篠塚：今日の試合は自分的にちょっと悔しかったんで。悔しい気持ちを明日に繋げたいと思います。 松島：自分は明日以降試合に出られるかわからないんですけど、もし試合に出られることになったときは一生懸命頑張りたいです。

松島輝空、試合後のコメント

＜試合を振り返って＞ 最初から競るってわかってたんで、その準備をした結果、最後粘り強くいけたのが良かったんじゃないかな。 ＜荘智淵とは初対戦だったが＞ 色々な選手からも粘り強いっていう風に聞いていて、試合してる中でも粘り強さやベテラン感を感じていたので、最後9-9になって勝負できたのが勝ちの要因かなといます。 ＜最終ゲームはどんな気持ちでコートに入ったか＞ 最終ゲームは本当に勝ちたい気持ちは強かったんで、1球目から声出して、頑張っていきました。 ＜緊張はあまりなかったか＞ 緊張は本当にしなかったんですけど、あの場所で色んな方から応援してもらって、競った時は少し焦りだったり緊張感も少しはありました。でもめちゃめちゃ緊張してるというわけではなかったです。 ＜パワーヒッター同士の殴り合いのようなゲームで、後ろに下がってもここから負けずに盛り返すようなパワーがすごく印象的だったが、今まで練習で取り組んできたことはあるか＞ 特に意識したっていうことはないんですけど、ウエイトトレーニングだったり、相手が誰でも1球でも粘り強く（返す）、それを普段から意識して最近はやってるので、その成果が出たんじゃないかなと思います。 ＜戦術的に準備してきたことは＞ 前でプレーし荘（智淵）選手よりも下がらない。あとは粘り強く、あとはサービスをまずきっちりと自分が狙ったコースにやるっていうことを意識していいました。 ＜この世界選手権という舞台はどんな舞台か＞ 普段の試合と違って緊張感もあって皆の盛り上がりもあるので、純粋にやってて自分も気合いが入りますし、楽しい舞台だなっていう風には思いました。

世界卓球2024　予選リーグ

＜日本 3-1 チャイニーズタイペイ＞ 〇張本智和（智和企画）3-0 高承睿 11-5/17-15/13-11 篠塚大登（愛知工業大）2-3 林昀儒〇 11-6/6-11/5-11/12-10/6-11 〇松島輝空（木下グループ）3-2 荘智淵 11-9/11-13/11-6/8-11/11-9 〇張本智和（智和企画）3–2 林昀儒 12-10/9-11/11-3/7-11/11-3 篠塚大登（愛知工業大）– 高承睿