維新・音喜多駿政調会長 落選確実に 比例代表東京ブロックで復活できず 衆院へのくら替え目指すも
第50回衆院選の投票が27日、行われ、即日開票された。自民党の派閥裏金事件をめぐり、「政治とカネ」が最大の争点となった今回の選挙。自民、公明両党の与党が定数465議席の過半数(233)を確保できなかった。 東京1区では日本維新の会新人・喜多駿政調会長が敗北した。同区では自民党前職の山田美樹元環境副大臣や、立憲民主党前職の海江田万里前衆院副議長ら計9人が乱立していた。 比例代表東京ブロックでも復活できず、落選確実となった。 音喜多氏は東京都議を経て、2019年参院選東京選挙区で初当選した。昨年、衆院へのくら替えを表明した。 選挙戦終盤の25日の演説後に、取り囲まれて暴行されたと訴えていた。