共働き4人子育て、「学校から届く書類」の整理術。はさむだけで簡単&子どももわかりやすい
学校から届くさまざまな書類。無印良品のアイテムを使って、手間なく整理・収納するアイデアを紹介します。夫婦共働きで、保育園児から高校生まで4人の子育て中。ラクして部屋が整うコツについての著作もある人気ブロガー・ベリーさんが語ります。 【写真】無印良品「ペーパーホルダー」で学校からのお便りが片づく
無印良品の「ペーパーホルダー」で子どもの書類管理がラクに
ここ1~2年はアプリでPDF閲覧できる書類も徐々に増えてきましたが、それでもまだ保育園や学校からは毎日のようにお便りが届きます。4人の子どもを育てる私が、試行錯誤した結果たどり着いた「お便り簡単収納法」についてご紹介したいと思います。 私が使っているのは、無印良品の「ペーパーホルダー A4サイズ用/5枚入り」¥190(2024年5月現在)です。リーズナブルな価格で、シンプルかつ落ち着いたカラーで無地、厚みのある固めのペーパーが使いやすいためです。 上の子たちがまだ小さかった頃は、バインダーにとじたり、クリアポケットに書類をはさんだりして整理収納していました。けれど、これらの方法は案外手間がかかって面倒くさいもの。少しでもおっくうに感じると、書類をそのままキッチンカウンターに何日も放置してしまい、いつの間にか書類がたまってしまう…。そんなことが続いて、今の「はさむだけ収納」に行き着きました。
「もらったその日に仕分け」で管理がラクに
ペーパーホルダーは、「二男・小学校」「二男・学童クラブ」「二女・保育園」というように、子ども別・書類発行先別に分けると便利です。わが家の場合、キッチンカウンターの隅に書類コーナーをつくって、立てて収納しています。 書類は、できれば子どもが持ち帰ってきたその日のうちに、下記の3種類に仕分けします。
●記入して、学校や保育園に提出する必要がある書類
できるだけすぐに記入して子どもに渡します。回答欄だけ切り取って提出するものは、記入後に切り取り、残った案内文の方に子どもへ渡した日付を記入してペーパーホルダーにはさんでおきます。
●学年だよりや学級だよりなど、確認したあとに一定期間保管する書類
読んだらペーパーホルダーにはさみます。
●広告など、読んですぐ破棄してよい書類
読んだらすぐに捨てるようにしています。
自分も子どももわかりやすい書類整理のコツ
また、学校からの書類整理のポイントは2つあります。まず1つは、ペーパーホルダーにはさむとき、新しい書類をどんどん上に乗せていくことです。そうすると古い書類は下になります。子どもが「あの書類どこ?」と聞くときには大抵新しい書類のことを指しますから、「ペーパーホルダー見てごらん」と言って、だいたいは解決します。 もう1つは、2~3か月に一度、ペーパーホルダーにはさんだ書類の束を見直すことです。学級だよりなど1か月単位で発行されるものは、この時点で処分します。そうすると、ペーパーホルダーに戻す書類が減り、必要な書類だけはさまれたすっきりしたホルダーになるのです。 このような仕組みで、子どもにも必要な書類がわかりやすく、長期間保管しなければならない古い書類ももれなく残すことができます。今まで試したさまざまな書類の整理収納方法でいちばん簡単で、簡単だからこそ長く続いているのだと思います。 子ども用の書類管理が大変、書類の整理・収納にかかっている時間を減らしたい…。そう考えている方の参考になればうれしいです。
ベリー