「路線バス運転手の職場環境改善のため ネクタイ着用やめます」"じょうてつ"が4月15日から―人手不足で相次ぐ減便の解消なるか 北海道札幌市
札幌市で路線バスを運行する「じょうてつバス」は、運転手のネクタイ着用を通年でやめると発表しました。 環境問題への意識向上に加え、少しでも働きやすい職場環境づくりを進め、運転手を確保するのが狙いです。 バス会社を巡っては、労働時間の制限が始まる「2024年問題」や慢性的な運転手不足から、札幌を中心に路線バスの減便が相次いでいました。 じょうてつバスの運転手は、ワイシャツに青のネクタイを締め、制服のジャケットを着て勤務しています。 省エネや環境問題への配慮から、夏季期間に限り、ノーネクタイで勤務する「クールビズ」を実施していました。
UHB 北海道文化放送
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