【欧州NL】コソボ対ルーマニアは後半に試合中止 コソボ選手が親セルビア派のチャント聞き憤慨
<欧州ネーションズ・リーグ:ルーマニア-コソボ>◇リーグC・2組 ルーマニアとコソボの対戦は、後半追加タイムで中止となった。 欧州サッカー連盟(UEFA)は、は試合中断の理由を説明しなかったが、AP通信などによると、コソボの選手たちは親セルビア派のチャントを聞いて憤慨したという。 90年代のバルカン半島の紛争で、08年にコソボのアルバニア系住民が独立を宣言した。セルビアはその独立を認めていない。 追加タイムの残りは数秒という状況だったが、コソボの選手たちは、チャントを聞いた後にピッチを去った。ルーマニアの選手はピッチに残っていた。主審が笛を吹いたのは30分以上経た後だった。 UEFAの公式サイトでは「ルーマニア対コソボは中止となりました。追って詳細を発表する」としている。