武内陶子アナ

　元ＮＨＫの武内陶子アナウンサーが、６月５、６日に行われるコンサート「日本歌手協会『夏まつり　唄まつり　夢まつり』」（東京・練馬文化センター大ホール、全３公演）の６日夜の部で、ＮＨＫを退職後として初めて音楽コンサートで司会を務める。同イベントで歌唱にも挑戦する。 　同協会理事長の歌手・合田道人がプロデュース＆司会を務める同イベントは能登半島地震、台湾地震の被災地支援チャリティーコンサートとして開催される。全３公演で、五木ひろし、山川豊、ジュディ・オングら１００組が出演を予定している。 　武内アナは、２３年９月末にＮＨＫを早期退職以降、初の音楽コンサート司会となる。大役決定に「ＮＨＫを退社してはじめての歌番組の司会をつとめさせていただきます。今からワクワクしています。合田道人さんとの息の合った司会も楽しみにしていただきたいと思っています」と声を弾ませる。 　イベントでは、童謡「ふるさと」の歌唱も披露することも発表された。公の場での歌唱は自身にとって初めてといい「歌うのは初体験。司会よりそっちの方がドキドキしてます」とコメント。「能登半島や台湾の地震の被災地、それぞれの故郷を思いながら皆さんで歌ってもらえたら…と思っています」と呼びかけている。 　◆武内アナコメント 　ＮＨＫを退社してはじめての歌番組の司会をつとめさせていただきます。子どもの頃から大好きだったリンダさん（山本）やサッコさん（伊藤咲子）、晃君（フィンガー５）、シェリーなどの歌声が聴けるだけで今からワクワクしています。 　ＮＨＫラジオの「ごごカフェ」のレギュラーで出ていただいていた合田道人さんとの息の合った司会も楽しみにしていただきたいと思っていますが、先日ミッチー（合田道人）の事務所に台本の読み合わせに伺ったとき、合唱団の子どもたちも一緒に出るというので「あら私も歌ってみたいわ」って口滑らせちゃったんです。子どものときはふるさと愛媛の大洲児童合唱団で歌っていましたからね。まあ４０年以上も前のことですが・・・。 　そうしたらミッチーが「子どもたちと歌う？」と事務所のピアノをポロンポロンと弾いて、なんと、♪うさぎおいしかの山…「ふるさと」を歌うことになっちゃったのですよ。今回の「唄まつり」の大切な意味合いである能登半島や台湾の地震の被災地、それぞれの故郷を思いながら皆さんで歌ってもらえたら…と思っています。 　歌うのは初体験。司会よりそっちの方がドキドキしてます。どうぞたくさんの皆さんのご来場をお待ちしています。