FAの超目玉、ヤンキース・ソトの代理人が「彼は美術館のモナリザだ」と自慢「あと15年は全盛期だ」
今オフFAの超目玉となっているヤンキースのフアン・ソト外野手(26)の代理人を務めるスコット・ボラス氏がソトの商品価値を「美術館のモナリザだ」と自慢した。米サン・アントニオのGM会議に出席したボラス氏は「26歳でこの成績に達する選手は一握りだ。ウイリー・メイズ、ハンク・アーロン、テッド・ウィリアムズ…。彼にはあと15年は全盛期が待っている。何十億ドルを稼ぐことができるビジネスチャンスについて話し合っている」と鼻息荒く米メディアに話した。 大谷翔平は昨オフに10年7億ドル(約1015億円)でドジャースと契約し、うち6億8000万ドルが10年後から支払われる繰り延べ金としたが、ソトにその考えはないとしたうえで「大谷とフアンは関係ない。それは我々が考慮するものではない。フアンは年齢的にもすべての選手と違うカテゴリーにいる」と特別な存在と強調した。 ソトをめぐってはヤンキースとメッツの「NY対決」が本命視され、ワールドシリーズで敗れたヤンキースのキャッシュマンGMは「会えるなら何度でも会いたい。何でもする準備ができている。最善を尽くす。彼も我々の思いを知っているはずだし、再びWSに出場する目標に戻りたい」と再契約に全力を注ぐ構えでいる。大富豪のスティーブ・コーエン氏率いるメッツも糸目をつけない条件で獲得に乗り出してくると見られる。 ボラス氏は大谷を越えるマネーゲーム大歓迎とばかりに「自分のキャリアをコミットするし、オーナーにも自分の資源をささげてほしい。それがフアンがフリーエジェントになった本当の理由だ」と呼び掛けた。
東スポWEB