独鉱工業受注、4月は予想外のマイナス 大型案件除けば2.9%増
[6日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が6日発表した4月の鉱工業受注指数(季節・日数調整済み)は前月比0.2%低下し、ロイターがまとめたエコノミスト予想(0.5%上昇)に反してマイナスとなった。 低下は4カ月連続。大型受注件数が大幅に減少した。 ただ、変動が大きくなりがちな大型案件の影響を除けば、4月の受注は2.9%増だったという。 コメルツ銀行のエコノミスト、ラルフ・ソルビン氏は「より前向きなセンチメント指標を合わせて考えると、2年以上続いてきた下降トレンドが終わりを告げつつあることを期待させる内容だ」と述べた。