E型肝炎患者、1人確認 県内今年初 生肉に注意を
熊本県は20日、今年初めてE型肝炎の患者1人を確認したと発表した。県健康危機管理課によると、患者は合志市の70代の男性会社員。5月下旬に発熱などの症状で医療機関を受診。6月18日の検査でE型肝炎が分かった。 E型肝炎は、ウイルスに汚染された動物の肉や水などから感染する。男性は黄疸[おうだん]や肝機能異常、倦怠[けんたい]感などの症状がみられたが改善している。2023年に確認されたのは1人。 県は、特に豚レバーなど動物の内臓は中心部までしっかり火を通して食べるよう注意を呼びかけている。(丸山伸太郎)