話題となった「定額減税の二重取り」とは? 扶養内で働いている人の定額減税は「4万円」ではなく8万円!? いまさら聞けないその意味を分かりやすく解説
定額減税の二重取りが起こるほかのケース
定額減税の二重取りは、配偶者が扶養内パートで働く人以外にも、年金を受け取りながら働いている人や、扶養内でアルバイトしている学生などに起こる可能性があります。定額減税の二重取りは、給与所得者の扶養控除等(異動)申告書に記載する内容の確認不足や誤記入、情報の誤入力、複数の所得源がある場合など、原因は多岐にわたるのです。
まとめ
定額減税の二重取りとは、その名称どおり定額減税を2人分受けることです。不公平に感じるのではないでしょうか。ただ、扶養内で働いている人が悪いわけではなく、制度に穴があったことが原因である点に注意しましょう。課税の公平をうたうのであれば、還元する際も公平にお願いしたいものですね。 出典 国税庁 令和6年分所得税の定額減税について(給与所得者の方へ) 執筆者:佐々木咲 2級FP技能士
ファイナンシャルフィールド編集部