<つばきファクトリー新沼希空>卒業&芸能界引退 卒コンに全OG集結 「私がオバさんになっても」に思いを込めて
本編終了後は、アンコールがわき起こり、会場が新沼さんのメンバーカラーであるライトブルーのペンライトの光に包まれた。声援に応えるように、メンバーカラーのドレスをまとった新沼が一人でステージに登場した。新沼さんは、つばきファクトリーがインディーズ時代にカバーしていた、事務所の先輩でもある森高千里さんの名曲「私がオバさんになっても」をソロで歌い上げた。新沼さんは「『私がオバさんになっても』は、通りがかりの人も立ち止まってくれるような曲。皆さんと盛り上がりたいという気持ちと、アイドルとしての私を忘れないでほしいという気持ちを込めて選曲しました」と思いを語った。卒業後は芸能界も引退するということもあり同曲を選んだという。
新沼さんはファンに向けて「自信が持てなかった私を、たくさんの愛で支えてくださりありがとうございました。こんなに長い間活動できたのは、皆さんがいたからです。感謝してもしきれません。ずっとグループの目標にしてきたこと、それは『アイドル界の主役になる!』ということです。どうですかね、今日は皆さんのおかげでかなえられたんじゃないかなぁと思います」と感謝の気持ちを伝え、会場から大きな拍手が起こった。
新沼さんは笑顔を見せ「幸せの時間を作ってくださり、本当にありがとうござました。一生の思い出です。みんな大好きだよ! 明日からは新しい物語が始まります。私の名前は希望の空と書いて『希空』です。希望しかないです! 今まで通り自分らしさを忘れず気高く咲き誇ります! なので、最後に言わせてください。『私がオバさんになっても』皆さんの心に居続けられますように!」と締めくくった。最後はメンバー全員で「帰ろう レッツゴー!」を笑顔で歌い上げ、ライブは幕を下ろした。
新沼さんが最後に披露したソロ曲「私がオバさんになっても」はiTunes storeほか各音楽配信サイトで配信中。
新沼さんは、愛知県出身、1999年10月20日生まれの24歳。2013年9月にハロプロ研修生に加入。2015年4月にハロプロ研修生内の新ユニットとして「つばきファクトリー」が結成され、メンバーに選ばれる。インディーズシングル4枚のリリースを経て、2017年2月にメジャーデビューした。