ドウェイン・ジョンソン、衝撃ヒールターンで悪の軍団加入! 悪役でも超一流「黙れ」観客罵倒→場内「半分歓声」の異例光景
【WWE】SMACKDOWN(2月16日・日本時間17日/ソルトレイク) プロレス界に電撃復帰したハリウッドスター・レスラーが、世論の「ノー」の声に衝撃のヒールターンで回答。悪の軍団へ電撃加入し、地元の観客を罵倒しまくるなど“闇落ち”を明確にし、悪役でも超一流を印象付けたシーンだった。 【映像】観客に「黙れ」暴言も大歓声起きる瞬間 ハリウッド・スターでWWEの役員でもある“ザ・ロック”ことドウェイン・ジョンソンがリングに登場。ファンの反発を受け、『レッスルマニア』でのローマン・レインズ戦がキャンセルとなった事に対し、先週は“恨み節”のマイクを行ったが、今週レインズ率いる悪の軍団“ザ・ブラッドライン”への加入が発表され、会場は騒然となった。 レインズと代理人のポール・ヘイマンなど“ザ・ブラッドライン”がリングインし「今夜は記念すべき日だ」「ザ・ロックが正式にザ・ブラッドラインのメンバーになる」とアナウンスすると、続いてお馴染みのテーマ曲が鳴り響いた。 入場からヴェルサーチのベストを着用し、悪そうな雰囲気を演出するザ・ロックが登場すると、にわかに信じ難いヒールターンに会場も「ロッキー」コールの声援とブーイングが入り混じる異様な雰囲気となった。 観客を煽る姿は2000年代初頭にヒールを演じた、"ハリウッド" ザ・ロックの姿と重なる。マイクを握ると観客に対して「ゴミどもたち」と先制パンチをお見舞いし大ブーイングを受けると、「おい、何故ロック様にブーイングをする?」と問いかける場面も。 その後は「史上最大の決戦ザ・ロックvsローマン・レインズをお前たちが手放した。トイレに流したようなもんだ」と、コーディ・ローデスから横取りする形になり批判を受けた『レッスルマニア40』のカード中止に逆恨みするマイクを展開した。 『ロイヤル・ランブル』を制したコーディが、タイトル挑戦は本来あるべき規定路線ながら、横入りに失敗したロックが逆ギレし観客に怒りをぶつけるという理不尽な状況。さらに、ソルトレイクの観客を逆なでするような罵倒ワードを連発すると、シンパだった観客からも大ブーイングが巻き起こった。 最後は全く関係ないNBAの1998年ファイナル、マイケル・ジョーダン擁するシカゴ・ブルズが地元のユタ・ジャズ相手に「87-86」で下した、会場の観客からすると苦い敗戦の物語を引き合いに“コーディー批判”をまくし立てた。 この徹底した開催地ディスに、ファンから「ユタをメタメタ」「急に観客が真顔になってる」「客もディスっていく~!」と同情の声があがった一方で、舌鋒鋭いハリウッドスターのトーク力を「ヒールでも超一流」「まだ半分歓声」「言いたい放題www」「ブーイングするのに大声援w」と評価する声も少なくなかった。 (ABEMA/WWE『SMACKDOWN』)