1位は山田尚子監督最新作のアニメ映画『きみの色』

今週末の公開作品で、映画ファンから熱い視線が向けられているのはどんな映画？2024年8月30日(金)～9月1日(日)に公開される新作から、MOVIE WALKER会員の「みたい」数(みたい映画としてユーザーが登録している数)を集計。302万人(※2024年8月現在)のMOVIE WALKER会員が「みたい！」と期待を寄せる5作品を、関連ニュースやムビチケ情報と合わせてご紹介します。今週のトップは『きみの色』。 【写真を見る】2位は同名アニメ第3期の初回90分スペシャルを劇場先行上映する『Re:ゼロから始める異世界生活 劇場型悪意』 ■1位は『映画 聲の形』の山田尚子監督による最新アニメ映画『きみの色』 思春期の少女たちが向き合う自立、葛藤、恋模様を、『映画けいおん！』(11)、『映画 聲の形』(16)などの山田尚子監督が、絵画のように美しい映像と音楽で描く長編アニメーション映画『きみの色』が1位。「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」シリーズの吉田玲子が、前2作に続いて脚本を手掛けた。 人の感情が「色」として見える高校生のトツ子は、友だちや家族の色を暗くしないために気を遣い、その場を取り繕うような嘘をついてしまう。ある日、同じ学校に通う美しい色を放つ少女きみと、街の古書店で出会った音楽好きの少年ルイとバンドを組むことに。音楽で心を通わせた3人に、友情とほのかな恋のような感情が芽生え始める。 MOVIE WALKER PRESSでは本作のジャパンプレミアを取材。ゲスト陣は涼し気な浴衣姿で登壇し、本作の注目シーンについてアピールした。 すでに第49回アヌシー国際アニメーション映画祭で絶賛され、第26回上海国際映画祭で金爵賞アニメーション最優秀作品賞を受賞した本作。声優を1600名のオーディションで抜擢された鈴川紗由、「ベイビーわるきゅーれ」シリーズの高石あかり、ドラマ「海のはじまり」の木戸大聖、新垣結衣らが務める。 本作のムビチケ前売券(オンライン)・ムビチケ鑑賞券購入特典は、特別な絵柄と鑑賞記録がセットになった「ムビチケデジタルカード」。オンラインの販売は8月29日(木)まで。 ■2位は人気同名テレビアニメをいち早く映画館で鑑賞できる『Re:ゼロから始める異世界生活 劇場型悪意』 10月放送予定の同名アニメ第3期の初回90分スペシャルを劇場先行上映した『Re:ゼロから始める異世界生活 劇場型悪意』が2位にランクイン。監督は『トラペジウム』(24)の篠原正寛が務める。 エルザたちの猛攻を退け、大兎との戦いでベアトリスとの契約を果たした「聖域」の解放から1年、王選に臨むエミリア陣営は一致団結し、ナツキ・スバルは充実した日々を送っていた。そんな王選候補者の一人であるアナスタシアから、ルグニカの五大都市に数えられる水門都市プリステラへの招待状がエミリアに届く。 声優を『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ』(22)の小林裕介、「からかい上手の高木さん」の高橋李依、「コードギアス　復活のルルーシュ」の新井里美、『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』の岡本信彦が務める。 いまなら本作のムビチケ前売券(オンライン)を購入すると、抽選で声優陣の直筆サイン入りポスターなどが当たる購入者限定キャンペーンを実施中(オンラインの販売は8月29日(木)まで、応募期間は9月1日まで)。購入特典は「購入枚数に応じた"サイズ"の限定壁紙」で、本作のムビチケ前売券(オンライン)・ムビチケ鑑賞券購入特典は「ムビチケデジタルカード」となっている。 ■3位は吉田修一の同名小説を江口のりこ主演で映画化した『愛に乱暴』 「怒り」「悪人」の吉田修一の同名小説を、江口のりこ主演で映画化したヒューマンサスペンス『愛に乱暴』が3位にランクイン。『さんかく窓の外側は夜』(21)の森ガキ侑大が監督、脚本を手掛けた。 夫の実家の敷地内に建つ“はなれ”で暮らす初瀬桃子は、義母から受ける微量のストレスや夫の無関心を振り払うように、石鹸教室の講師をしたり、手の込んだ献立を作ったりと、丁寧な暮らしを送っていた。そんな桃子の周囲で不穏な出来事が起こり始める。 第58回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭クリスタルコンペティション部門に選出され、脚光を浴びた本作。江口のほか、小泉孝太郎、馬場ふみか、風吹ジュンらも出演。 本作のムビチケ前売券(オンライン)・ムビチケ鑑賞券購入特典も「ムビチケデジタルカード」。オンラインの販売は8月29日(木)まで。 ■4位はK-POPアーティスト、aespaの足跡を追ったドキュメンタリー『aespa: MY First page』 リアルと仮想世界の融合という斬新な世界観で活動する4人組K-POPアーティスト、aespa。彼女たち4人のデビューからの830日間を記録したドキュメンタリー『aespa: MY First page』が4位に登場。 アメリカでの初有観客単独公演や国連本部でのスピーチといった貴重な映像、SMTOWNでの先輩との交流や、初ワールドツアースタートのソウル公演までの歴史などを網羅した本作。会議や練習にもカメラが密着し、aespaの素顔からステージミックスによるライブ映像までが収められている。 いまなら本作のムビチケ前売券(オンライン)を購入すると、サイン入りミニポスター(非売品)やAmazonギフトカード(8,300円分)が抽選で当たる購入者限定キャンペーンを実施中(オンラインの販売は8月29日(木)まで、応募期間は9月1日まで)。本作のムビチケ前売券(オンライン)・ムビチケ鑑賞券購入特典は「ムビチケデジタルカード」。 ■5位は実話に基づくヒューマンドラマ『ボストン1947』 真実に基づく衝撃と感動のヒューマンエンターテインメント映画『ボストン1947』が5位。『シュリ』(99)、『ブラザーフッド』(04)のカン・ジェギュが監督を務めた。 ベルリンオリンピックで日本代表としてメダルを獲得したソン・ギジョンとナム・スンニョン。終戦後、彼らは祖国の記録を取り戻すため、才能あふれる若き選手をボストンマラソンに出場させる。ギジョン役に、『チェイサー』(08)で猟奇殺人犯を演じた韓国のトップ俳優、ジョンウ。スンニョン役は“千の顔を持つ”俳優といわれるソンウが演じる。 いまなら本作のムビチケ前売券(オンライン)を購入すると、キャスト＆監督の直筆サイン入りポスターやプレスシート(非売品)などの豪華賞品が抽選で当たる購入者限定キャンペーンを実施中(オンラインの販売は8月29日(木)まで、応募期間は9月1日まで)。本作のムビチケ前売券(オンライン)・ムビチケ鑑賞券購入特典は「ムビチケデジタルカード」となっている。 以上、みたい映画ランキング上位5作品をお届けしました。ぜひ大スクリーンでめいっぱい映画を堪能していただきたいです！ 文/山崎伸子