工場前にマリーゴールド500株 三重・多気 シャープのボランティア植える
三重県多気郡多気町の玄関口に当たる工場前の国道42号を通る自動車のドライバーに癒やしを与えようと、五佐奈のシャープディスプレイテクノロジー㈱三重工場のボランティア団体「シャープグリーンクラブ」のメンバーや同社社員約20人が3日午後5時半前から、工場出入り口付近の約70メートル区間の花壇に、マリーゴールド計500株を植えた。 国交省紀勢国道事務所のボランティアサポートプログラムの一環で、2002(平成14)年から活動。夏はマリーゴールド、冬はパンジーの花の苗を植えている。 この日は、仕事を終えた社員たちが午後5時すぎからスコップを持ち、約15センチ間隔で3、4列にオレンジや黄色などの花の苗を植えていった。 第三生産部の平瀬信人さん(51)=松阪市駅部田町=は「安全運転しながらお花を見てほしいです」と話した。 マリーゴールドは8月上旬まで楽しめるという。