鯨骨使ったラーメンPR、山口 若者の消費拡大狙う
山口県飲食業生活衛生同業組合の幹部らは27日、県庁で村岡嗣政知事を表敬訪問し、鯨料理の消費拡大を狙って開発した「長州鯨骨らぁめん」をPRした。組合の青木光海理事長は「(なじみの薄い)若い人に鯨を食べてもらえるよう1年以上かけて開発した」と強調、9月4日から県内14の飲食店で提供を始める予定だ。 山口県には、商業捕鯨を行う共同船舶(東京)の新たな捕鯨母船「関鯨丸」の母港が下関市にある。7月にナガスクジラが捕鯨対象に追加されたこともあり、鯨肉供給が拡大する可能性がある。 「長州鯨骨らぁめん」は鯨骨などから取ったスープに、鯨のベーコンなどの具をトッピングしたのが特徴だ。