自転車の罰則強化…深夜の飲酒検問に密着 広島
11月1日、自転車のルールが変わりました。スマホを操作しながらの運転や「酒気帯び運転」が罰則の対象となります。未明に行われた取り締まりに密着しました。 「すみません、こんばんは、お酒の検問をしておりましてご協力をお願いします」 午前0時、罰則強化に合わせ広島市内中心部で行われた取り締まり…11月1日からは自転車の“飲酒運転”も自動車と同じように罰則の対象です。 帰宅するため自転車に乗っていたという男性。呼気からは基準値の3倍近いアルコールが検知されました。直前まで居酒屋で酒を飲んでいたといいます。 警察官「何を飲まれましたか」 男性「ビールとハイボール…」 警察官「なんで運転しちゃったんかね」 男性「あんまり罪の意識を感じていなかったです」 罪の意識はなかったと話しますが50万円以下の罰金か最悪の場合、実刑が課せられることもあります。 未明の取り締まりでは約2時間で20代から50代までの男性5人が「酒気帯び運転」で検挙されたということです。 このほかにも今回の法改正により、スマホを操作しながら運転するいわゆる「ながら運転」も罰則の対象となります。 広島中央署 交通第二課長 大野壮登警部「自転車にも法律でルールが決まっています。ルールに違反すると事故につながるというもので、特に自転車の場合は大きなけがにもつながりますのでまずはルールをしっかり守っていただきたい」