初代SV女王から常勝軍団復活へ…SAGA久光スプリングスがスローガン「ONE」に込めた決意
バレーボールの国内トップリーグとして新設された「SVリーグ」女子のSAGA久光スプリングスが29日、佐賀市内でファンと交流した。約400人が詰めかけたJR佐賀駅前の会場では、酒井新悟監督(55)や今夏のパリ五輪に出場した女子日本代表ミドルブロッカーの荒木彩花(23)ら全18選手が出席してトークショーを行い、10月に開幕する2024~25年シーズンへの抱負を口にした。【#OTTOバレー情報】 ■鮮やかブロンズヘアー、ハンガリーから来た新助っ人【写真】 Vリーグ時代の21~22年シーズンを最後に優勝から遠ざかっており、練習拠点を神戸市からチーム発祥の地である佐賀県鳥栖市に戻して臨んだ昨季23~24年シーズンはプレーオフで1勝もできず、年間6位(レギュラーラウンド3位)に終わった。この日の交流イベントは、巻き返しを期すシーズンの壮行会的な位置づけで開かれ、今季のチームスローガン「ONE」も発表された。
「O」…課題や難局を克服し、目標である優勝を達成する「OVERCOME」―。 「N」…最後の一瞬まで絶対にあきらめない「NEVER GIVE UP」―。 「E」…チーム全員での熱意や力強さを表す「ENERGY」―。 チームが向かうべき姿を三つの頭文字に込めており、新キャプテンでセッターの栄絵里香(33)は「7月からチーム名に『SAGA』が入り、今まで以上に『佐賀』を背負って戦っていきます。チームが一つになり、応援してくださる皆さんと一つになって(SVリーグの)初代女王を目指します」と決意表明した。(西口憲一) 【オススメ記事「最年長ルーキー」】 33歳ミドルブロッカーが新天地での意気込みを語りました。新加入選手の写真もたっぷりお届けします。 ▼下記の関連記事から▼
西日本新聞社