60代、人生を身軽にする「もの選び」のコツ。心から買ってよかったもの4つ
年を重ねれば重ねるほど、ものを減らして、すっきり軽やかに暮らしたい。そう考える人が増えています。あっこたんの愛称でおなじみの人気インスタグラマー・金子敦子さんもそのひとり。ブログをきっかけにおしゃれが仕事になり、気づけばクローゼットがパンパンに。60代になると生活や意識が変わり、服を3分の1に減らしたそうです。どうやって減らしたのか、金子さんの判断基準を詳しく教えてもらいました。 【写真】畳むとタマネギサイズになる羽織りもの
60歳からは、身の回りのものは「軽さ」で見直し!
ブログをきっかけに、本を出したり、コラボ服をつくったり、ファッションの仕事を始めた金子敦子さん。おしゃれに夢中だった50代のときに増えた服は徐々に手放しつつ、手元に残す服やものは、「軽さ」を基準に厳選していると言います。
●服や小物が軽くなったら、足取りもフットワークも気持ちも軽くなった
「もともと身につけていて心地いい服や、日用品でも扱いのラクな軽いものが好きでしたが、転機は3年前に再開した登山。山では、身につけているものが軽いほど、疲れにくく体がラクなのを実感し、『普段、身につけるものも1gでも軽くしたい』と思うようになったんです」 持ち物の重さをひとつひとつ量って、重いコートやニットは手放していきました。さらに、60歳になってスポーツ自転車に乗り始めてから、軽量化が加速中。身につけるものだけでなく、荷物もぐんとミニマムに。家で使うものもできるだけ軽いものを選ぶようになったそう。 「服や小物が軽くなったら、足取りも、フットワークも、気持ちまでふわりと軽くなって。私にとって重い服や小物は、知らぬ間に行動のブレーキになっていたことに気づいたんです。今後も、さらに『軽さ』を追求していきたいです」
暮らし上手が新たに選んだ“軽いもの”
スポーツ自転車に乗り始めてから、さらに軽さを追求。多くの軽いものを使って見る目がより厳しくなり、心から好きだと思えるものだけを買うようになったそう。
●1:持ち運びラクラクでアウトドアに
・チェアゼロ ¥17380(ヘリノックス/モンベル)490g ペットボトル1本分に満たない超軽量チェア。 「ベランダで読書をするときに使ったり、折り畳むとコンパクトになるので、リュックに入れて公園に持っていってのんびりしたり。座り心地がいいので快適に過ごせます」