子どもが独立したタイミングで車を「7人乗り」から「5人乗り」へ。「税金」はどれくらい安くなりますか?
子どもが小さい時はチャイルドシートをつけたりベビーカーを乗せたり、学生になればクラブ活動の送迎をしたり、育児のさまざまなシーンにおいて車は重宝します。 しかし、子どもが独立してしまうと、夫婦だけでは大きな車を持て余してしまいがちです。その場合はコンパクトカーや軽自動車などに乗り換えたいと考える方もいるでしょう。 今回は子育てが一段落した方向けに、7人乗りの車から5人乗りの車に乗り換えた場合、自動車にかかる税金がどれくらい抑えられるか紹介します。 ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要? 返済額を試算してみた!
5人乗り・7人乗りの代表的な車種は?
まず、5人乗りと7人乗りの車の中から、街でもとくによく見かける代表的な車種を紹介します。 ■5人乗りの車種 5人乗りの車には下記のような車種があります。 ・トヨタ・ヤリス ・トヨタ・プリウス ・トヨタ・アクア ・スズキ・スイフト ・スズキ・ソリオ ・ホンダ・フィット ・日産・ノート 近年は、燃費性能と広い室内空間、取り回しのよさなど、メリットが豊富なコンパクトカーの人気が高い傾向にあります。また、ダイナミックな印象のSUVも年代問わずニーズが高いといえるでしょう。 ■7人乗りの車種 7人乗りの車には下記のような車種があります。 ・トヨタ・アルファード ・トヨタ・ノア ・トヨタ・ヴォクシー ・トヨタ・ヴェルファイア ・ホンダ・フリード ・ホンダ・ステップワゴン ・三菱・デリカ ・日産・セレナ ・日産・エクストレイル ミニバンは家族が増えても乗り続けられる車のため、ファミリー層に高い人気を誇ります。また、ひと口にミニバンといってもリーズナブルなものからラグジュアリーなものまで幅広いラインアップがあるのが特徴です。
5人乗りと7人乗りの車の税金を比較してみた
自動車を保有する場合、自動車税と自動車重量税が課されます。自動車税は毎年、自動車重量税は多くが車検のタイミングで納付します。今回はこの2つの税金について、5人乗りはトヨタ・ヤリス、7人乗りはトヨタ・アルファードで比較しましょう。 ■自動車重量税の場合 自動車重量税は自動車の重量に応じて課される税で、車検の際に納付します。新車なら3年後に1度、その後は2年ごとの車検時に支払いが発生し、車種や重量によって税金額が変わります。なお、自動車重量税は国税です。 国土交通省「自動車重量税額について」によると、2年ごとの車検時にかかる自動車重量税額は、ヤリスは車両総重量が1.5トン以下、エコカー減税なしの場合で2万4600円、アルファードは車両総重量が2.5トン以下、エコカー減税なしの場合で約4万1000円です。 ただし上記の金額は車のグレードによっても異なります。詳しくは購入時に確認することをおすすめします。 ■自動車税の場合 次に、自動車税です。こちらも車種や排気量によって税額が変わります。自動車税は都道府県税です。国土交通省「自動車税」によると、ヤリスは総排気量が1.5リットル以下の場合、3万4500円、アルファードは総排気量が2.5リットル以下の場合、4万5000円です。 自動車重量税と同じく、同じ車種の中でグレードによって重量や排気量が違う場合があるため、多少金額は変わります。 上記から、重量税も自動車税も車種によってかなり差があることが分かりました。