【アンダー10万円の高品質国産時計】日本各地から魅力を発信!注目の新鋭マイクロブランド
【注目の国産新鋭マイクロブランド②】 Fukushima Watch Co.(フクシマウォッチカンパニー)
福島県の太平洋側に位置し、山と海に囲まれた自然豊かな南相馬市小高(おだか)区で2022年に誕生。福島を日本のジュネーブ(=腕時計産業が盛んな町)にすることを目指し設立された注目の新鋭時計メーカーだ。 同社の代表コレクション“オダカ”のモデル名は、2011年の東日本大震災による原発事故で帰宅困難区域となり、16年に避難解除された福島県南相馬市の小高区に由来する。小高区は小高城、村上城の二つの城を構えていたかつての城下町であり、機織や木工などの伝統を受け継ぐ職人の街として歴史を刻んできた。その美しい自然と手工業の伝統が息づく文化風土からインスパイアされた意匠が採用されており、豊かな色彩表現が特徴的だ。
◎Fukushima Watch Co.(フクシマウォッチカンパニー)のおすすめモデル / オダカ チリペッパーレッド
“オダカ”は五つのバリエーションを展開しているが、ブルーベリー、海苔(のり)、ブロッコリー、栗の木、そして震災後に新たな特産品となった唐辛子と、いずれも南相馬市の農産物をモチーフとした色彩を文字盤とベルトに採用。メリハリを利かせた色使いにより、古典的な時計本体のデザインに、個性とモダンなアクセントを加えている。 ここで取り上げているのは南相馬市小高区の賑わいを取り戻すため、震災後に地域住民の組合で協力しながら育てるようになった新たな特産品、唐辛子をモチーフにしたモデル。木成りで真っ赤に完熟した唐辛子を思わせる鮮烈な色合いが、クラシックな時計のデザインにアクセントを加えている。 【問い合わせ先】 Fukushima Watch Company(フクシマウォッチカンパニー) TEL.050-1334-1853
【注目の国産新鋭マイクロブランド③】 JIOS(ジオス)
本物の日本製品の良さ、品質の高さを世界へ届けたいという想いを込めて、2022年に琵琶湖の眺望を望む滋賀県大津市石山で創設された国産時計ブランド(ブランド名は“Japan,Ishiyama Otsu Shiga”の略)。 ファーストコレクションである“SEIRAN(セイラン)”は、地域ブランディングの一環として滋賀県大津市の“晴嵐(せいらん)”から名付けられた。紫式部が源氏物語の着想を得たといわれる石山寺をはじめ、歴史的建造物的と伝統を残す“晴嵐(せいらん)”の文化風土からインスパイアされたデザインが特徴。クラシックな時計を現代風にアレンジした万能ドレスウオッチとしてデザインされている。