AKB48 19期研究生・川村結衣「メンバーにはなったんですけど、AKB48はずっと憧れの存在です」【連載 なんで令和にAKB48?】
2005年(平成17年)12月8日に秋葉原で産声を上げたAKB48。前田敦子、高橋みなみ、小嶋陽菜、篠田麻里子、大島優子、指原莉乃ら数々のスターを生み出し、誰もが知る国民的アイドルグループとなった。 【写真】川村結衣のグラビア あれから十数年、元号は令和に変わり、また新たなスター候補生が続々と加入している。当時とは異なる状況で、彼女たちは何を思いAKB48になろうとしたのか? どこを目指すのか? フレッシュメンバーの魅力を深掘りインタビューでお届けです! 第7回は5月19日に劇場公演デビューをしたばかり、19期研究生川村結衣(かわむら・ゆい)。前編では学生時代の話を聞きましたが、後編はAKB48に入ってから、デビューに向けたレッスンの話や、AKB48としての夢などを語ってもらいました。 ■ずっとペンライトを振ってる側だったので、ステージからはこう見えるんだって ――19期生オーディションに合格して、同期と会っていかがでしたか? 川村 5人しかいなくてびっくりしました。もっとたくさんいると思ってました。 ――生活も一気に変わりますよね。 川村 月曜から金曜まで普通に北海道で学校に行って、週末はレッスンを受けるために東京へ行って、自分がどこにいるかわからなくなってました。アイドルになった実感はあまりなかったです。 ――確かに週の半分以上は北海道の高校生ですもんね。今年の3月17日に行なわれた、ぴあアリーナMMでのお披露目はいかがでしたか? 川村 すごい緊張してガクガクでした。ステージに立ってからはあまり緊張しなかったことは覚えていますけど、ほとんど記憶がないです。 ――逆に覚えていることはありますか? 川村 ずっとアイドルが好きで、ペンライトを振ってる側だったので、ステージに立ったら、こう見えてるんだって感動しました。そこで始めてアイドルになった実感が湧きました。 ――周りの反応はいかがでしたか? 川村 オーディションに合格したことを友達にはお披露目のあとに言おうとしてたんですけど、すぐにスマホに連絡が来て。「なんか見たんだけど?」みたいな。私が出ている記事とか写真がたくさん送られてきて、「実は」って伝えました。 ――学校ではどうだったんですか? 川村 すごいみんな優しくて。「おめでとう」とか「頑張って」とか。話したことないコにも、話しかけられたり。 ――北海道で帰宅部だったコが、実は東京でアイドルになっていたってすごい話ですよね。そうして、生まれ育った北海道を離れて東京へ行くわけですが友達は悲しんでたのでは? 川村 私の友達、全然悲しんでくれなくて(苦笑)。「頑張ってね」、「私も来年大学で東京へ行くから」みたいな軽い感じで。最後にみんなでカラオケへ行って、写真を撮って。それぐらいでした。 ――意外とそんなものなんですね。そして5月19日、19期生の5人が劇場公演デビューをしました。 川村 デビューまでの1週間が人生で1番頑張ってました。他のことをまったく考えなかったです。振りが全然覚えられなくて。高校も行ってるので本当に時間が足りなくて。家でも深夜まで練習をしてました。 ――ファンの間で川村さんはポンコツっぽいイメージを持たれて、心配されていましたよね。 川村 それは知ってます(笑)。 ――何くそと思いました? 川村 いや別に......。そうだな、みたいな。 ――初日はどうでしたか。 川村 本当に緊張してたんですけど。幕が開いて、始まったらあまり緊張せず楽しくできました。練習の成果も出せたと思います。 ――SNS上のファンも「意外と踊れるじゃん」って評価でした。 川村 しゃべるのが苦手なので、さらに踊れない歌えないだと、全部できない人になっちゃうと思って、頑張りました!
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