新潟県警察本部＝新潟市中央区

　新潟県警糸魚川署は10月18日、糸魚川市の70代女性が交流サイト（SNS）を通じて投資に勧誘され、現金計26万5千円をだまし取られる被害があったと発表した。糸魚川署はSNS型投資詐欺とみている。 　糸魚川署によると、女性は2022年10月ごろ、自宅のパソコンで暗号資産の投資に関する広告を見て、担当者とSNSでやりとりを始めた。女性は暗号資産用のアプリをスマートフォンにインストールし、約2カ月にわたって複数回、指定された口座に現金計10万5千円を送金した。23年4月上旬ごろ、アプリで利益が発生しなかったため返金を求めたが「返金手数料が必要」と言われ、指示されたオンライン決済サービスに登録。24年年7月ごろに決済サービスから身に覚えのない16万円の請求書が届き、詐欺と気付いた。