「あいたいね大作戦、スタート!」青学大、箱根駅伝壮行会
新年の第101回箱根駅伝で2年連続8度目の優勝を狙う青山学院大学が12月12日、同大青山キャンパス(渋谷区)で壮行会を開いた。(相模原町田経済新聞) 今季の青学大は、10月の出雲駅伝、11月の全日本駅伝でいずれも3位。箱根駅伝には前回大会で区間賞を取った黒田朝日、太田蒼生、塩出翔太の各選手をはじめとする出走した7人に加え、今季の出雲と全日本で区間賞の鶴川正也選手ら実績あるメンバーが登録されている。 壮行会では、授業で欠席した荒巻朋煕、黒田朝日、安島莉玖、黒田然、佐藤愛斗の各選手を除く登録メンバー11人が登壇した。 原晋監督は「昨年のこの時期はエース選手が盲腸になり、16人中13人がインフルエンザにかかるという危機的状況からリスタートを切ろうという頃。それに比べ、今年は良い状態にある。まずは自分たちの力を信じて、体調をきちっと整えてスタートラインに立てれば自ずと結果はついてくる。大手町でみなさんとおあいすること、喜びを分かちあえることを楽しみにしている。今年の作戦名『あいたいね大作戦』スタート!」と力強く挨拶。 田中悠登主将は「今年のチームスローガンは、『大手町で笑おう』。箱根駅伝で優勝して笑おうというイメージをふくらませてチームづくりをしてきた。登録選手だけではなく、必死に走ってチームの底上げをはかってくれた部員、そして監督、スタッフ全員で戦う」と意気込みをみせる。 太田蒼生選手は「『俺が箱根を勝たせてやる』くらいの気持ちで臨む。最後は区間新記録を出して終わりたい」と宣言。 4年で初めて登録メンバーに選ばれた鶴川選手は「小学生の頃から青学のユニフォームを着て箱根路を走ることを夢見てきた。3年間、ほんとうに苦しんできて、たくさん努力してきた。箱根を最高に楽しんで、すべてを出し切りたい」と箱根への思いを明かす。 駅伝チームは同13日にも、練習拠点とする相模原キャンパス(相模原市中央区淵野辺5)の壮行会に参加し、主将の田中悠登選手と大会登録10人(授業で欠席した選手を除く)が壇上で意気込みを語った。
みんなの経済新聞ネットワーク