全中ヨット会場変更へ 富山県射水市の新湊マリーナが地震被害、他県開催で調整
能登半島地震の発生を受け、7月26~28日に射水市海竜町の県新湊マリーナ沖で開かれる予定だった全国中学校ヨット選手権大会の会場が変更される見通しとなった。液状化現象で施設の一部が破損し、出場者の安全を確保できないため。主催する大会連絡協議会は他県での開催を調整している。 大会事務局によると、同マリーナはボートを保管する艇庫周辺が最大40センチほど地盤沈下したほか、アスファルトの路面も隆起しており、安全な大会運営が難しいという。大会は例年、生徒約80人が出場し、保護者らを合わせると200~300人が来場する。