鶏だしと麦みそが香る「霧島のお雑煮」心のこもった伝統の味に松岡修造が「物事を大事に丁寧に」と年始の誓いを立てる
松岡修造さんが、心のこもった伝統のお雑煮にしみじみと感じ入りました。 2025年最初の『くいしん坊!万才』は、鹿児島県の錦江湾から見える桜島を背景にお届け。霧島市を訪れた松岡さんは、霧島食育研究会の理事長・千葉しのぶさんに、お雑煮を紹介してもらいました。 【写真】鶏だしと麦みその力強い味!鹿児島県「霧島のお雑煮」の写真を見る
霧島の食文化が詰まったお雑煮に「正月からガツンときますね!」
鶏だしのコクと麦みその優しさが絶妙な「みそ味の雑煮」を目にした松岡さんは、「パッと見ると色はお味噌汁のように見えるんですが」と感想を伝え、口にすると「ほぉ~…おいしいです…」と、うっとり。 千葉さんから「鹿児島ではほとんどが麦みそ、鶏のだしなんです」と、お雑煮の味付けについて解説してもらった松岡さんは、「すごいコクがあるというか、思った以上に深みと強さもあって。すごくおいしいです」と絶賛。 調理のポイントは、骨や皮・身が程よく付いている手羽先を使うこと。千葉さんは、「昔は鶏を家で飼っていて自分でさばくので、今よりも鶏の匂いとかあったと思うんですけれど」と言い、「でもそれが『鶏を食べてる』という"ごちそう感"があったのでは」と、伝統の味について思いを馳せました。 「正月からガツンときますね!」と満足気な松岡さんでしたが、みそ味のお雑煮は、正月の2日目に食べていた昔ながらの"家族用"のもので、お客さんにはえびのだしで作った"えびの雑煮"がふるまわれると聞くと驚きの表情に。 お雑煮に入っている、大きな親芋(里芋)には「子孫繁栄の願い」が込められていると聞くと、松岡さんは「だから家族というものに関係してくるんですね」としみじみ。 大きな親芋とお餅にかぶりつく松岡さんに、「今はお餅ですけれど、昔は里芋と豆もやしだけでした」と語る千葉さんは、豆もやしにも「まめまめしく働けるように」という願いが込められていると教えてくれました。 霧島の食文化の継承や食育活動をしている千葉さんの解説を聞きながらお雑煮を味わった松岡さんは、「心のこもった霧島のお雑煮。力強さもそうですが、物事を大事に丁寧に今年をスタートしたいという思いになりました」と、新年の誓いを立てました。 (『くいしん坊!万才』1月5日放送分より)
めざましmedia編集部