冬の味覚「殻付きカキ」あす2日から備前市日生で販売 今年の出来は「いい」が海水温が上昇し水揚げを遅らせる地域も【岡山】
RSK山陽放送
冬の味覚を代表するカキ。岡山県を代表する産地のひとつ、備前市の日生ではあす(2日)から殻付きカキの販売が始まります。今年の出来は?ひと足先に取材しました。 【写真を見る】冬の味覚「殻付きカキ」あす2日から備前市日生で販売 今年の出来は「いい」が海水温が上昇し水揚げを遅らせる地域も【岡山】 栄養価が高く「海のミルク」とも称される冬の味覚=カキ。カキの名産地として全国的にも知られる備前市の日生でも殻付きカキの販売解禁に向けて、着々と準備が進んでいます。 先月(10月)29日。肌寒さを感じる海風の中、船でカキいかだの所へ。水揚げしている様子を見せてもらいました。 (砂山祐佳里記者) 「日生港から約15分。今年も旬を迎える牡蠣が今、水揚げされています。」 果たして今年のカキの出来は? (カキの生産者 川﨑春輝さん)「いいですね」 今年のカキは去年と比べ、殻自体も大きく、身入りもいいといいます。その一方で… ■水揚げを遅らせる地域も その理由は? (カキの生産者 川﨑春輝さん) 「年々水温も関係して、(作業の)時期がずれてきているのは間違いない」 温暖化で、海水温が年々上昇し生育の遅れから水揚げを遅らせる地域も。日生では、養殖の作業開始を一部で以前と比べ1か月ほど後ろ倒しにしているといいますが殻付きカキは例年どおり10月下旬に水揚げが始められました。水揚げされたカキはこの後… (カキの生産者 川﨑春輝さん) 「選別して、付着物を取り除いた上でまたカゴにいれて、身入りさせてお客様に出す。ここから水温も下がっていけば大きくなると思うので」 販売に向けた選別作業も佳境を迎えています。今年のカキへの期待は… 「去年よりいいな、大きいな。数は獲れとる言うことやな。来たら必ずお買い上げいただけるように。早めに準備しよるからな。期待しています、にぎわうのを」 手塩にかけて育てられた日生カキの販売開始はあす、備前市日生の五味の市で販売が開始されます。今年も岡山自慢の冬の味覚に期待できそうです。
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