冬物商戦が本格化 鍋つゆ、暖房器具の売り上げ増
冷え込みが進むにつれて熱を帯びるのが冬物商戦。今シーズンのトレンドを取材しました。 【写真を見る】冬物商戦が本格化 鍋つゆ、暖房器具の売り上げ増 冬が近づくと恋しくなるのが、心も体もぽかぽか、鍋料理。大分市のスーパー「コープふらいる」では、鍋つゆの特設コーナーを22日から設置しました。売れ行きは11月上旬と比べて1.5倍に伸びているといいます。 (コープふらいる・平松稔彦店長)「11月上旬も暖かい日が続いてきたが、いま特に寒くなってきているので数としては売れてきている状況」 去年40種類だった鍋つゆのラインナップを今年は70種類に拡大。中でもキムチ鍋やチリトマト鍋といったピリ辛の商品が売れ筋だそうです。また鍋物野菜の代表格・白菜は夏の暑さと水不足で価格の高騰が続いていましたが、現在はお手頃な価格に落ち着いたといいます。 (コープふらいる・平松稔彦店長)「これから寒くなってくるので家族団らんで、家庭も体も食卓をみんなで囲んであたたかくなってほしい」 商戦が本格化しているのは食品以外にも。家電量販店の「エディオン大分本店」では、暖房器具の売り上げが去年より30パーセント増加しています。中でもおすすめの電気ストーブは遠赤外線と温風を組み合わせた最新式で、初めは足元から、その後徐々に体の芯まで温めてくれます。 このほか毛布に入った状態でスマートフォンで操作ができる商品など多彩なアイテムが並んでいます。 (エディオン大分本店・岩本博志店長代理)「最新家電をより便利に使ってもらい、あたたかい冬を過ごしてもらえれば」 厳しい残暑に続き気温の高い日が多かったこの秋。各業界では、本格的な冬の訪れに期待を寄せています。
大分放送