プロに教えてもらう器使いの極意と御用達ショップ【料理人、アベクミコさん】
アベさんTips1 鉄の器×冷菜で、温度感の意外性を
槇塚 登さんが手掛けるアウトドアブランド「TAKIBISM」のフライパンディッシュ。いわしといちじくのヤムを盛り付けた約直径36cmのものは、アベさんが製造を依頼した特注サイズ。 右端直径7.5cm。アルミの器とも合わせやすい。
アベさんTips2 世界各国の青白陶磁器をMIX
手前から順に、日本(直径26cm)、フランス(最大 34×23cm)、中国(直径26cm)のもの。青菜炒めが映える。金継ぎもアクセントに。
アベさんTips3 ジャンクなアイテムで華やかに
ジャンクな器はすべてタイで出合ったもの。左上から時計回りに クラビの金物屋で買ったプラ皿(直径20.5cm)。漢字が描かれたプラ皿(直径26cm)は、30年来通い続けるインド人街の金物店で発見。アルミ製は直径21cmのプレートから薬味入れなどに使う菓子型まで。チェンマイのリサイクルショップで買ったカラフルなプラ皿(直径14cm)など。
御用達の器ショップ1「ReBuilding Center JAPAN(リビルディングセンタージャパン)」
「リビセン」の愛称で親しまれ、県外からも多くのゲストが訪れる古材と古道具の店。DIYのワークショップなども開催し、カフェも併設。 ReBuilding Center JAPAN 長野県諏訪市小和田3-8 tel. 0266-78-8967 営業時間/11:00~18:00(カフェL.O.17:30) 定休日/水・木曜
御用達の器ショップ2「HuuHuu Online Store(フウフウオンラインストア)」
アジアの雑貨を扱うオンラインショップ。チェンマイに暮らした経験を持つ店主、浜田あいさんのセレクト眼にアベさんら食のプロも信頼を置く。 アベクミコさん プロフィール 東京・東中野にアトリエ「DDD」を構え、出張料理、ケータリング、料理教室、プライベートダイニングなど、幅広く活躍。著書に『エスニック料理。屋台飯もスパイスカレーも』(成美堂出版刊)がある。インスタグラム/@peaceful1024 ※雑誌『エル・グルメ』2022年9月号(No.30)掲載 ※紹介している器は料理家の私物であり、入手が難しいものもあります。また上記のショップで購入できるということではありませんのでお気をつけください。