熊本県

　熊本県教育委員会は15日、女性にわいせつな行為をしようとしたとして、強制わいせつ未遂罪に問われた同県玉名市立中の教諭（48）（起訴休職）の有罪判決が確定し、失職したと発表した。9月5日付。

　発表によると、教諭は2022年12月、熊本市中央区花畑町で20歳代の女性にわいせつな行為をしようとしたとして現行犯逮捕、起訴された。最高裁は8月28日付の決定で上告を棄却し、懲役2年、執行猶予4年とした1審・熊本地裁判決が確定した。

　県教委は判決確定後の給与の返還を求めており、退職手当は支給しないという。「判決内容を重く受け止めている。信頼回復に努める」としている。