小さいことが「気になる人」「気にしない人」の違いは? 不安を手放して自分らしく生きる術とは
私たちが、生きていると、仕事や人間関係や家族のこと、将来のこと……いろいろと気になって、頭の中が「気になる」ことでいっぱいになってしまいますよね? 【データ】更年期の始まりのサインと気づいた年齢は? 「気になる」という気持ちは、私たちが生きていく上で毎日毎日繰り返されるもので、容易に逃れることはできません。何をしていても頭の中に次々と別の考えが出てきてしまい、それはストレスフルな状態だといえます。 頭に浮かんできたことにこだわりすぎてはいけないと思っているのに、気持ちを切り替えられずに日々を過ごしている。こういった人は、あなた以外にも大勢いるはずです。 「気になる」ことが浮かんでくるタイミングは、時間の過ごし方や環境で異なるケースが多いものです。比較的小さなことは、一人でいる時や忙しくない時に、次々と出てきたりしませんか。 ということは、自分の趣味などの好きなことに没頭していれば、小さなことが浮かび上がることは減ってきます。 自分がその日にやらなければならいことを決めて、ただそれだけに集中してみてください。少しは「気になる」ことから解放されていくはずです。 頭に様々なことが浮かんできたとします。その反応は人によって2種類に分かれます。「気にする人」と「気にしない人」です。その違いは、自分自身が生きていく上で、どこに視点を置いているかによって大きく変わってきます。
「もし~だったら」「~になったらどうしよう」は悪循環の元凶
将来の事を考えて不安になったり、タラレバで後悔ばかりしている人はたくさんいます。 「気になる人」はこの思考に陥りがち。不安を抱えて後悔しているにもかかわらず、何も行動をせずに中途半端な時間を過ごしてしまうのです。それだと、頭の中でエンドレスに気にし続けることになってしまいます。また、このタイプの人は一人の自分時間に余裕を持たせて過ごせず、いつもスケジュールをぎっしりにしてしまう傾向もあります。一人の時間を過ごすことをあまり良くないことだと、無意識に考えているからなのです。 逆に「気にしない人」は、ただ自分自身の生きている、「今」だけを見て毎日を暮しています。自分自身の「あるがまま」をきちんと受け入れて生きている人なのです。このタイプの人は、一人の時間を良いことと捉えています。なぜなら、自分の趣味や好きなことに没頭できるからです。不要な後悔や不安などの雑念に支配されることなく、自分だけの時間を楽しむことができています。 自分自身の生活をエンジョイできている人は、気になることを上手に放っておくことができる人なのです。 気になることや不安なことのうちで、行動すれば今すぐ解決できるものはありませんか。思い当たるものがあれば、すぐ行動に移してみてください。行動することで、自分自身ではどうにもならないことを頭の中から追い出すことができます。 気にしてもしなくても人生は、同じ時間を流れていきます。 だから、「気になる」ことを頭の中から、なんとか追い出しすトライをしてみましょう。 私たちの人生は、自分自身が思っているよりずっとずっと短いものなのです。