立夏の大阪は青空 芥川の「鯉のぼり」1000匹元気に泳ぐ
立夏の大阪は青空 芥川の「鯉のぼり」1000匹元気に泳ぐ 報告:岡本ゆか 撮影・編集:柳曽文隆 THE PAGE大阪
きょう5日は二十四節気のひとつで夏の始まりとなる「立夏」。近畿地方は朝から雲ひとつない好天に恵まれ、大阪府高槻市清福寺町の芥川沿いにある芥川桜堤公園では、青空のもと約1000匹の鯉のぼりが風にのって泳いでいた。 【拡大写真付き】通天閣周辺の空撮今昔 ジェットコースターが近くにあったころ
高槻市によると、これは子どもたちが健やかに育つことを願い毎年行われている「こいのぼりフェスタ1000」というイベント。同市のシンボルとなっている「芥川」の河川愛護を目的に1992年から行われており、5日まで掲揚される。鯉のぼりは1000匹あるが、その大半は高槻市民から寄贈されたものや、地元の幼稚園児の手作りのものだという。
5日も同公園には多くの家族連れが訪れ、子どもらは泳ぐこいのぼりのもと川遊びも楽しんでいた。子どもたちと川遊びを楽しんでいた高槻市の30代男性は「毎年子どもたちも楽しみにしていて、ぼくもここに来た覚えがあります。うちではこどもの日の恒例行事ですね」と笑顔で話していた。
気象庁によると、高槻市に隣接する枚方市の同日午後2時までの最高気温は22.6度を観測。芥川では鯉のぼりに見守られるように、多くの子どもたちがさわやかな夏の始まりを感じているようにみえた。