15戦ぶり先発の鎌田大地は立場が一変?ラツィオ新監督が絶賛「ダイチは本当に重要な試合をした。模範的青年。頭も良い」イタリアの名物美女リポーターからも称賛の声 | セリエA
【欧州・海外サッカーニュース】ラツィオのイゴル・トゥドル新監督が、日本時間31日に行われたセリエA第30節ラツィオ対ユヴェントス戦終了後、『DAZN(ダゾーン)のインタビューに応じて試合を振り返ると、MF鎌田大地に賛辞を贈った。 【動画】【鎌田大地(ラツィオ)】移籍後初ゴールは左足から!
MF鎌田大地が所属するラツィオは、日本時間31日、新指揮官イゴル・トゥドルの初陣となるユヴェントスとのビッグマッチに臨むと、後半アディショナルタイムのアダム・マルシッチの決勝弾により、マッシミリアーノ・アッレグリのチームを1-0と下して劇的な勝利を収めた。 マウリツィオ・サッリの退任後、2連勝を飾ったラツィオ。新指揮官トゥドルが試合終了後、『ダゾーン』のインタビューで語った。 「試合のシナリオを思い描いていたわけではないが、ラスト1秒でエリア内に侵入したサイドバックが1-0のゴールを決めるなんて最高だ。この上ないスタートになった。時間は少なく、代表戦もある中で新たなことを学ばなければならず、難しい状況ではあったが、選手たちはできる中で最高のパフォーマンスを見せてくれたので満足している。正しいスタートを切ることができてうれしく思っている」 そんなクロアチア人指揮官は、今年1月7日のウディネーゼ戦以来、公式戦15試合ぶりに先発出場した鎌田に言及した。元フランクフルトMFは、3-4-2-1のシステムにおいて、左の守備的MFとして80分までプレー。ダニーロ・カタルディとともにプレーメーカーの役割を担った。サッリ指揮下では出場機会に恵まれなかった鎌田だが、状況は一変したように映る。トゥドルは久々の先発出場を果たしたMFに賛辞を贈った。 「ダイチは本当に重要な試合を見せてくれた。試合前にも伝えたことだが、私がプレーにおいて求める特徴を踏まえると、彼はこのカルチョにより適しているように思う。勤勉であり、模範的な青年だ。それにもっと高い位置でトップ下でもプレーできる。彼にはこの幅があって頭も良い。かなり気に入ったよ。とはいえ、結局のところ1週間という時間は短く、彼のことをよく知っているわけではないけどね」 『ダゾーン・イタリア』の中継でトゥドルのインタビューを担当した名物美女リポーターのディレッタ・レオッタ氏も、サッリ指揮下の冷遇期から一転して、新指揮官の下、セリエAで新たな顔を見せた鎌田を称えた。「カマダは試合を終えた段階で、セリエAにやって来てから最高となるボールタッチ97回を記録した。われわれは彼を称賛するべきだろう」と述べている。 試合情報 ユヴェントス vs ラツィオ : コッパ・イタリア準決勝1stレグ 試合時間:2024年4月3日(水)日本時間4:00 会場:アリアンツスタジアム
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