佐々木蔵之介がナレーション! フレデリック・ワイズマン監督最新作『至福のレストラン/三つ星トロワグロ』本予告解禁
フレデリック・ワイズマン監督の映画最新作『至福のレストラン/三つ星トロワグロ』より、佐々木蔵之介が洋画初の予告編ナレーションを務めた本予告編が解禁された。 【動画】佐々木蔵之介、洋画初の予告編ナレーション! 映画『至福のレストラン/三つ星トロワグロ』予告編 本作は、アカデミー賞名誉賞受賞の94歳の巨匠フレデリック・ワイズマン監督が、親子3代でミシュランの三つ星を55年間持ち続け、グリーンスターに輝く最高峰のフレンチレストラン「トロワグロ」の驚異の秘密に迫ったドキュメンタリー。第58回全米映画批評家協会賞ノンフィクション映画賞をはじめ、数々のドキュメンタリー映画賞を独占している。 木々と湖に囲まれた印象派の絵画のようなフランスの村ウーシュにたたずむ、世界の美食家たちが生涯に一度は訪れたいと夢見る「トロワグロ」。カメラは、建築家パトリック・ブシャンが建てた、周囲の自然と解け合いながらそこにモダンさを加えた新しいレストランを主な舞台に、オーナーシェフ3代目のミッシェルと4代目のセザール、さらにスタッフたちの終わりのない食への追求の日々をとらえる。家族で始めたレストランが創業以来94年間、なぜ変わらず愛され続けてきたのか─その秘密が今、明かされる。 本予告編では、「トロワグロ」の素晴らしい体験と創造の一部を垣間見ることができる。そして、「トロワグロ」のように家族で伝統を引き継いできた、130年以上続く京都の造り酒屋出身の俳優・佐々木蔵之介による、予告編へのナレーション参加が実現した。 鳥の鳴き声が響く、美しい森。その奥にあるレストランでは、ゲストが食事を楽しむ姿があった。3代目ミッシェルが、「トロワグロ」は妻と3人の子どもからなる家族によって運営されていることをゲストに説明する。長男セザールは4代目シェフ、娘は宿の運営業務、次男レオはグループ店「コロンビエ」のシェフ、妻マリー=ピエールが全体の監督という役割だ。 カメラは厨房(ちゅうぼう)に入り、シェフと料理人らによって肉や魚などの食材が手際よく調理され、盛り付けられてゆく様子など、一切無駄のないプロフェッショナルな仕事をとらえていく。さらには料理人たちがワインのテイスティングをする場面や、火入れの調理シーンなど、まさに“レストラン体験”が作り上げられてゆくプロセスを豊かに美しく映し出していく。その映像に、佐々木の「かつてない極上のレストラン体験へ」という語りが相まって、五感が刺激される予告編となっている。 映画『至福のレストラン/三つ星トロワグロ』は、8月23日より全国順次公開。