ワークマン、連続最高益の急成長銘柄に踊り場懸念?
作業服専門からアウトドア・スポーツ用品へ取り扱い品目を広げ、消費者の支持を得ている(撮影:尾形文繁)
投資家は買い材料に目を奪われがちだが、マイナス材料への目配りも欠かせない。「弱気」「不安」「懸念」のタネを抱えたヤバい銘柄に焦点を絞って、落とし穴を避けながら相場で生き残っていくヒントを探る。ワークマン(7564)の株価が下落基調を強め、先週末10月29日は今年最安値5940円をつけた。今2022年3月期は前期に続いて1株利益が過去最高を更新する見通しだが、株価は不調が続いている。 作業服専門からアウトドア・スポーツ用品へ取り扱い品目を広げた積極路線がヒットし、成長銘柄として人気を集める銘柄だ。10月15日には女性向け衣料「#ワークマン女子」の7店舗目が東京都墨田区にオープン。同社は「924店中最高売り上げを狙う旗艦店」と位置付けている。
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熊田 幸一