実力はNPBも負けていないと思うが……一流選手が続々とメジャー挑戦。最も“評価”される場でプレーは当然【伊原春樹の野球の真髄】
今オフ、ポスティングでのメジャー移籍を目指す山本[写真=毛受亮介]
今年も一流選手が海を渡ることになりそうだ。今オフ、山本由伸(オリックス)、今永昇太(DeNA)、上沢直之(日本ハム)がポスティングシステム、松井裕樹(楽天)が海外FA権を行使してメジャー・リーグ挑戦を決意した。昨オフには千賀滉大(ソフトバンク→メッツ)、藤浪晋太郎(阪神→アスレチックス→オリオールズ)、吉田正尚(オリックス→レッドソックス)がメジャー移籍。千賀は29試合に登板して12勝7敗、防御率2.98、吉田は140試合に出場して打率.289、15本塁打、72打点と素晴らしい成績を残した。 それよりも何よりも驚愕してしまうのは、“お金”だ。千賀は5年総額7500万ドル(約105億円)。契約金が500万ドル(約7億円)で年俸は・・・
本文:1,225文字
購入後に全文お読みいただけます。
すでに購入済みの方はログインしてください。
週刊ベースボール