斎藤氏「改革進める」、「信頼関係を再構築したい」とも…知事選
自身の失職に伴う知事選(31日告示、11月17日投開票)に立候補の意向を表明している斎藤元彦前知事(46)は23日、記者会見を開き、「引き続き改革を進め、県政をさらに飛躍させたい」と語った。 【写真】 記者会見を終え、口を真一文字に結び、退室する斎藤知事(兵庫県庁で)=八木良樹撮影
会見で斎藤氏は、取り組んできた県立大学の授業料無償化や行財政改革の継続を強調。内部告発問題で指摘された職員との関係については「コミュニケーションを密にして信頼関係を再構築したい」と語った。 斎藤氏は神戸市出身。総務省職員を経て、2021年の知事選で初当選した。 知事選では斎藤氏のほか、前尼崎市長の稲村和美氏(51)、医師の大沢芳清氏(61)、日本維新の会を離党した参院議員(兵庫選挙区)の清水貴之氏(50)、元加西市長の中川暢三氏(68)、元経済産業省官僚の中村稔氏(62)、レコード会社社長の福本繁幸氏(58)が出馬を表明している。