マ・ドンソク最新インタビュー「映画で最も重要なのはドラマです」
マ・ドンソクが主演を務める人気シリーズ最新作『犯罪都市 PUNISHMENT』が本日から公開されている。マ・ドンソクは本作で主人公マ・ソクトを演じるだけでなく、企画、原案、制作にも参加。劇中では激しいアクションに挑んでいるが、「映画で最も重要なのはドラマです」と言い切る。 【画像】『犯罪都市 PUNISHMENT』の写真 強くて、優しくて、最高の笑顔。俺たちのアニキ、マ・ドンソクの最新インタビューをお届けする。 『犯罪都市』は、あらゆる敵を拳ひとつで粉砕する最強刑事マ・ソクトと仲間たちが難事件に立ち向かう痛快アクションシリーズ。最新作『…PUNISHMENT』では、国境を越えて活動する国際IT犯罪組織とマ刑事たちが激突する。 本シリーズも4作目になるが、マ・ドンソクは最新作ではこれまで以上に重厚なドラマを目指したという。 「毎回、扱う事件に沿って異なるドラマを作り、キャラクターを設定しています。そうすれば良い変化はおのずとついてくるものです。マ・ソクトのキャラクターや、私たちが追求するハードかつリアルなアクションを毎回違ったふうに見せるのは、容易ではありません。 ストーリーが軽快だった前作『犯罪都市 NO WAY OUT』とは異なり、今回は事件が変わり、感情面も重苦しく描かれています。アクションも前作で見せた連打の要素を取り除き、パワーを前面に押し出したボクシングを中心に展開しています。基本的にドラマとアクションが調和するようデザインすることがポイントです」 彼は本作を制作する上で、常にマ刑事以外のキャラクター描写にも目を配っている。マ刑事は最強だが一匹狼ではない。常にチームで動き、張り込みも、上司に怒られる時も一緒で、捜査が終われば連れだって飲みにいく。部下や仲間や舎弟がいなければ人は”アニキ”にはなれないのだ。 「マ・ソクトの同僚は単に彼のキャラクターだけを輝かせる役割を務めるというよりは、各々のポジションにおいて最善を尽くすため、シナジー効果が生まれるのだと思います。『犯罪都市 PUNISHMENT』においても、サイバー捜査隊が存在しなければマ・ソクトは難航したことでしょう。 各々のポジションで各々の役割に忠実であることがチームワークのいい理由です。脚本を書く作業から私が携わるため、マ・ソクトだけでなく、他のキャラクターの魅力が際立つよう作品を作っています」