【ライブレポート】Newspeakが1stアルバムのリリースパーティで17曲披露、満員のWWWを熱狂の渦に
Newspeakが7月19日に東京・WWWでワンマンライブ「Newspeak Major 1st Album『Newspeak』Release Party」を開催した。 【画像】Yohey(B)(撮影:河島遼太郎)(他9件) このライブは、Newspeakが7月10日にメジャー1stアルバム「Newspeak」をリリースしたことを記念したもの。彼らはチケットがソールドアウトとなった本公演で、「Newspeak」の楽曲を中心に全17曲をパフォーマンスした。 定刻を少し過ぎた頃、NewspeakはサポーメンバーにTakehiro Ono(G)を迎えた4人編成でステージに登場。疾走感あふれるアグレッシヴなナンバー「Silver Sonic」で勢いよくライブの幕を開けると、フロアからはこの日を心待ちにしていたオーディエンスの拳が数多く上がる。高揚したムードの中、NewspeakはHonda「FIT e:HEV」のCMソング「Leviathan」や、ダンスナンバー「Wide Bright Eyes」を続けて披露。Yohey(B)のうねるようなベースラインで始まる「Alcatraz」では、グルーヴィな演奏の中でRei(Vo, Key)がロックスター然としたパフォーマンスを繰り出して観客を魅了した。 MCでは、Reiが「Newspeak」はインディーズ時代に発表した前作「Turn」から3年ぶりのアルバムということで不安もあったと明かしつつ、「でもリリースしてみて、こうやってみんなの顔を見て最高のアルバムになったと確信しました」と笑顔で語った。ライブはゆったりとしたグルーヴが心地いい「Before It's Too Late」で再開されると、続く「Lake」ではフロアからコール&レスポンスが沸き起こり、一体感のあるステージが繰り広げられた。ライブ中盤、NewspeakはSteven(Dr)が刻む力強いドラムを起点に「State of Mind」の演奏へと突入。そのままインディーズ時代の楽曲「Media」「24/7 What For」を届けてフロアの熱気をヒートアップさせた。 また、この日のライブでは11月から東名阪ツアー「Major 1st Full Album "Newspeak" Release Tour 2024」が開催されることがアナウンスされた。しかしメンバー全員が正確を日程を把握しておらず、Yoheyが「ライブをするのがひさびさすぎて準備してくるのを忘れてました(笑)」と客席に呼びかけるなど、ファンとの和やかなやり取りも見られた。Newspeakはその後、1stアルバムのエンディングを飾る「Nokoribi」、聴く者の背中を押すようなメッセージが込められた「Blinding Lights」をプレイ。会場に深い余韻を残してステージをあとにした。 鳴り止まないアンコールに応えて再び姿を見せたNewspeakは、まず「July」をパフォーマンス。ピースフルなムードが会場を包む中、Reiは「今回のリリースパーティで演奏できなかった曲もあるので、次のツアーではそのへんも余すことなく演奏します。また会いましょう! Newspeakでした!」告げると「Bonfire」で伸びやかなボーカルを響かせてこの日の公演を締めくくった。 ■ セットリスト □ 「Newspeak Major 1st Album『Newspeak』Release Party」2024年7月19日 WWW 01. Silver Sonic 02. Leviathan 03. Wide Bright Eyes 04. Alcatraz 05. Before It's Too Late 06. Lake 07. Higher Than The Sun 08. Tokyo 09. Be Nothing 10. White Lies 11. State of Mind 12. Media 13. 24/7 What For 14. Nokoribi 15. Blinding Lights <アンコール> 16. July 17. Bonfire