「わらゴジラ」福岡県筑前町に現る…高さ10mのかかし、300人が2か月がかりで製作
福岡県筑前町の安の里公園ふれあいファームに、わらでできた高さ10メートルのゴジラが現れた。 【動画】古紙から新聞用紙へ、時速100キロの紙づくり
町では2015年から、イノシシや零戦、大仏などを題材に、わらで作る巨大なかかし「わらかがし」を町民の手で製作。10年目の今年は、23年に公開され、日米で大ヒットした映画「ゴジラ-1.0(マイナスワン)」の撮影で使われた海軍局地戦闘機「震電」の実物大模型を町が購入し、町立大刀洗平和記念館に展示していることにちなんで題材に選んだ。
鉄骨と角材、竹で骨組みを作り、わらを編み込んだ「とば編み」で肉付け。町おこしグループ「筑前町若者会」を中心に、高齢者や中学生ら約300人が参加。2か月がかりで、口先から尾の先端までが11.7メートル、体重5.7トンの迫力あるゴジラを作り上げた。来年2月下旬まで展示し、夜間のライトアップも計画している。