【大学野球】立命大が初の10戦全敗 今季2登板の長屋竣大「場合によっては(プロ)志望届を出さない」
◆関西学生野球春季リーグ戦 ▽最終節2回戦 同大3―2立命大(26日・わかさスタジアム京都) 歴代3位となる39度の優勝(旧リーグを含む)を誇る立命大が同大に逆転負けし、1982年の新リーグ発足後では同校初の10戦全敗を喫した。 プロ注目の竹内翔汰主将と長屋竣大投手(ともに4年)を擁しながら、元ヤクルト・古田敦也ら多くのプロ野球選手を輩出した名門が1勝もできなかった。竹内は「重く受け止める必要はあるが、後ろ向きに考える必要はない」と気丈に振る舞い「実力の40%ぐらいしか出せていない。僕の実力はこんなものじゃない」と、秋の巻き返しを誓った。 長屋は左すねの疲労骨折で出遅れ、この日の同大戦を含めて今季は2登板のみ。「責任は僕にある。けがが続いているので、場合によっては(プロ)志望届を出さない」と、進路に迷いが生じている様子だった。
報知新聞社