伊達市に若者の活気を 高校生企画のイベント「ダテノワ」に密着 出店交渉も 福島
テレビユー福島
「伊達市を若者の活気あふれる場所にしたい」。地元の高校生たちが、立ち上がりました。高校生たちが企画したイベントに訪れたのは、なんと3500人。その舞台裏に密着しました。 【写真を見る】伊達市に若者の活気を 高校生企画のイベント「ダテノワ」に密着 出店交渉も 福島 ずらりと並んだ屋台でグルメを味わう人。ワークショップで体験を楽しむ人。11月10日、伊達市の中心部には世代を問わず、多くの人たちが集いました。 末永万智アナウンサー「生徒たちがプロデュースしたこの空間、多くの人でにぎわっています。ステージでは高校生のいきいきとしたパフォーマンスが披露されています」 ■高校生がイチから企画 出店交渉も その名も「ダテノワ ダテじゃナイ伊達なフェス」。イチから作り上げたのは、地元の伊達高校と聖光学院高校の生徒の有志でつくる「ダテノワ」のメンバーたちです。 「ダテノワ」高校生代表 聖光学院2年・佐藤美優さん「伊達に新たな可能性を生み出し、伊達を若者で活気あふれた場所にできるよう、本日は運営メンバー一同頑張っていきますので、みなさま最後までぜひ楽しんでいってください」 「ダテノワ」の高校生たちは、およそ半年をかけ、イチからイベントを作り上げてきました。だて青年会議所の支援を受けながら、タイトルや当日のプログラムなど、何度も話し合いを重ねてきました。 出店交渉では、高校生たちが自ら、地元の飲食店に訪問。イベントを説明するとともに自分たちの思いを伝え、屋台の出店を依頼しました。 出店依頼を受けた松葉園・大橋由貴子さん「はい、ぜひ、私たちにできることがあれば」 ■36の出店 3500人が来場 迎えたイベント当日。ステージでのプログラムも「ダテノワ」メンバーの高校生たちがイチから考え、それぞれの団体に依頼をしました。ハンドベルの演奏やブラスバンドなどが披露され、訪れた人たちは、高校生たちのパフォーマンスに見入っていました。 郡山市から来た人「今の高校生はしっかりしている。すごく良い雰囲気のお祭りだなと思って見て回っている」 伊達市内から来た人「(市内の)高校も少なくなってきたので、少子高齢化の中(地元を)盛り上げてもらえれば」